ニセコ 2003年7月
《今日の小樽 号外》
 
新谷 保人
 

 
麦と馬鈴薯
(今日の小樽 7月20日)
 
 じゃがいもの花が咲いている季節なので、朝一番、日の出と同時に倶知安・ニセコ方面へ。馬鈴薯の畑もきれいだったけれど、刈入れ期の麦畑も、負けずにそれはそれは見事なものでした。夏の到来ですね、いよいよ。
 ついでに、途中でニセコ町「あそぶっく」に『SWAN』の最新号をポストに投函してきたのだけど、なんと朝の7時前でもう図書館に(職員の人かな?)人が来ていましたよ!すごいです… 以前から、逢坂誠二氏のホームページって、いったいいつ書いているんだろう?と不思議だったのですが、納得。朝、ちゃんと書いているんですね、やっぱり。
 朝の早い勤勉な町は、私にはなかなか大変かもしれないと思いましたです。夜中の3時にチャンピオンズ・リーグの祝杯あげている奴なんて、こういう町では、とんでもない穀潰しなんだろうなぁ…
 
    
 
    
 
    
 
    
 
 昔からの「ニセコ」の疑問というのが、もうひとつあります。それが、「ニセコバス」。うーん、なかなか正体不明なんです。あのあたりをけっこう走りまわっている方なのだけれど、こういう施設や、こういうバスが走っているところなど、見たことがない。完全バーチャル? 動いている時間帯がちがうのかな?
 
 

 
まき太郎
(今日の小樽 7月27日)
 
 そうです。動いている時間や場所がちがう… 基本的に自動車で動くので、JRニセコ駅方向には滅多に行かないのですね。ほぼ十年ぶりくらいでニセコ駅の方に下りていったら、すぐに「ニセコバス」を見つけました。あれこれ馬鹿なことを書いて、非常にごめんなさいです。ニセコ駅の周辺はずいぶん変わりましたね。というか、町営温泉「綺羅乃湯」など新しい施設も出てきて、町中、着々と整備されつつあるように感じました。
 「ニセコバス」が実体と知って、なにか安心したような、寂しいような… でも、この「ニセコバス資料館」も、以前「たるげい」でもご紹介した「Train Banners」と同じく、なにか強烈なマニアックを感じます。ぜひ、時空の境を越えて北海道中を走りまわっていたバスや路線の画像を網羅したバーチャル交通博物館を構築していただきたいものです。
 
    
 
    
 
    
 
    
 
 JRニセコ駅から「まき太郎」に乗って道の駅ニセコへ。もう、サイコー! 北海道の、この夏の市町村企画で、これが現時点での一等賞でしょう。この企画を考えた人は、とてもえらい! JR駅と道の駅の往復ではもったいない…経費面で折り合いがつくのならば、ぜひ「あそぶっく」や「有島記念館」を入れて市内循環型にしていただきたいところです。「まき太郎」のチョロQなら買いますから、その売上げで賄う…なんてのはどうでしょうか? 秋まで期間延長して、紅葉のニセコの山々なんてのもジョニー・B・グッド。